吊り橋効果は恋愛で使える?
恋愛に有効だとされる吊り橋効果ですがやり方や効果はどうなのでしょう?
吊り橋効果で恋愛に成功する!効果を上げる方法を解説します
吊り橋効果とは
不安や恐怖を感じる状況で出会った相手に、好意や恋愛感情を持ちやすくなる現象です。
1974年にカナダの心理学者であるアリソン・アーロンとドナルド・デイヴィッドソンによって、実際に吊り橋を使って実験が行われました。
実験では、吊り橋の上を渡るグループと、地面を歩くグループに分け、その際に出会った異性への好意度を調査しました。
その結果、吊り橋の上を渡ったグループの方が、地面を歩いたグループよりも好意度が高かったことが明らかになりました。
揺れる吊り橋の上を歩くことが怖いですよね
足がすくんで動けなくなってしまったり、恐怖で心拍数が上がってしまったりしてしまいます
人間の脳は、このときに生じるドキドキと恋愛感情によるドキドキとを区別できないのではないか?
ならばこの効果を恋愛テクニックとして応用すれば意中の人と両思いになれるのではないか? ということで、吊り橋効果が有名になりました
吊り橋効果の心理現象
吊り橋効果は、以下の2つの心理現象が原因と考えられています。
・共通の体験による親近感
・不安や恐怖による錯覚
吊り橋の上を渡るというのは、誰にとっても不安や恐怖を感じる体験です。
そんな状況で出会った相手は、自分と同じように不安や恐怖を感じているはずです。
そのため、共通の体験による親近感を感じ、好意を抱きやすくなると考えられます。
また、不安や恐怖を感じると、心拍数や血圧が上昇します。
このとき、恋愛におけるドキドキと似たような生理的な変化が起こります。
そのため、不安や恐怖による錯覚で、恋愛感情と勘違いしてしまうと考えられます。
吊り橋効果と恋愛の関係
吊り橋効果は恋愛において次のように機能することがあります
新しい恋愛との結びつき
吊り橋の上を歩いている際に感じる興奮や緊張は、パートナーとの新しい出会いや関係をより刺激的に感じさせます。
人は、この感情を新しい恋愛関係に帰属し、相手に対する魅力を高める可能性があります。
恋愛の冒険性
吊り橋効果が恋愛に影響を与えることで、恋愛を冒険的で刺激的なものと感じさせることがあります。
これは新しい恋愛をより魅力的に感じさせ、関係を続ける要因となることがあります。
吊り橋効果を恋愛に活かす5つの方法
異性と共通の体験を共有する
吊り橋効果を最大限に活かすためには、異性と共通の体験を共有することが重要です。
例えば、以下のような体験は効果的です。
高いところから飛び降りる
絶叫マシンに乗る
スリルのあるスポーツをする
危険な状況に陥る
新しい体験
異性と密着する 感情共有
異性と密着することで、親近感を感じやすくなります。
例えば、以下のようなシチュエーションは効果的です。
二人きりで暗い場所にいる
二人で同じタクシーに乗る
二人で一緒に作業をする
二人で手を握る
冒険心を使う
冒険心を使うことで、好意を抱きやすくなります。
例えば、以下のようなことは効果的です。
旅行
趣味やアクティビティ
テーマパークやアドベンチャースポーツ
こういった事柄は新しい共通の趣味の発見などにもつながります
未知の場所に行くだけでもいいですしアトラクションやハイキングなどは一緒にチャレンジすることにもつながります
普段行かないレストランに一緒に行ってみるとか食べたことのないものを食べるなども同様です
アドレナリンを共有する経験は、相手に対する魅力を高めることがあります。
吊り橋効果の注意点
吊り橋効果は、あくまでも心理的な効果です。そのため、吊り橋効果を活用しても、必ず恋愛が成功するわけではありません。
また、吊り橋効果は、一時的な効果である可能性もあります。そのため、吊り橋効果を活用した後は、相手との共通の趣味や価値観を探るなど、継続的な努力をすることが大切です。
吊り橋効果の実践まとめ
吊り橋効果はちょっとした事で使えます
旅行まで行かなくても一緒に新しいことをやってみるだけでも一体感も得られます
無理に誘うのではなく面白そうだからやってみない?くらいの軽い感じで相手の意見も聞きながら、うまく使うと効果は発揮されます
吊り橋効果の理解は、恋愛において感情と魅力を高めるための重要な要素の一つです。
新しい経験や刺激的な瞬間を通じて、恋愛関係をより深化させ、パートナーとの結びつきを強化するのに役立つでしょう。
恋愛における心理学的な側面を理解することは、より健康で満足度の高い恋愛関係を築くための重要なステップです。
吊り橋効果を使う
頭で分かったつもりではなにも変わりません
お試しのつもりで参加してみて、その気持ちを素直に話すだけでも盛り上がるかもしれませんよ
ほんの少しの勇気で人生が変わります